人事労務freeeの評判口コミは?どんな人におすすめできるのか?

freeeは2017年8月2日にHR分野における新しいサービス「人事労務freee」を発表しました。

既に多くの事業所で使用されているクラウド給与計算ソフトfreeeをリニューアルし、入退社手続きや勤怠管理の新しい機能を追加しました。

これにより給与、人事、労務の一体管理できるようになりました。

従業員1,000人以下の中小企業を対象として、本来バラバラに行っていた勤怠管理や労務管理を給与計算の業務に結び付けて管理できるようにしました。

クラウド会計ソフトfreeeと合わせて使用すると経営情報も一元管理できます。

これによってHR分野の業務が一段と効率化され大きく向上することになります。
※ HR(Human Resourcesヒューマンリソース)とは:日本の企業では人事部に最も近い機能やミッション(使命)を指す。人事管理や労務管理が主業務で事業のサポート部門、事業を促進させる部門としての役割もある。

freeeの人事労務freeeの概要

では、人事労務freeeの概要をご紹介いたします。

  1. 勤怠管理から給与計算まで一体管理が可能:従業員1人1人の専用アカントから出退勤時間を入力すると時間外労働や法定労働時間を自動で集計し、給与計算ではこのデータをもとに残業代と有給休暇を反映させて自動で計算します。
  2. 給与計算から給与明細の作成:勤怠情報や従業員情報から残業代、各種税金、保険料を含めた給与を自動計算します。オンラインで共有も可能です。
  3. 振込、各種素類の作成:振込リストや所得税の納付書を自動計算、賃金台帳も作成できます。
  4. 年末調整も効率化:労働保険の年度更新、算定基礎届の作成、住民税の更新、源泉徴収票などの自動作成、マイナンバー制度対応型です。
  5. 労務管理の入退社手続きの簡素化:社会保険や雇用保険の被保険者資格取得届、喪失届などが簡単に作成できます。
  6. 法定3帳簿の作成:出勤簿、賃金台帳、労働者名簿の自動作成ができます。
  7. 料金体系(概要):発表されたデータの概要です。料金体系は、ライトプラン、ビジネスプラン、エンタープライズとあり、1ヶ月のお試し期間(試用期間)を設けています。試用期間中は全ての機能が無料でお試しできます。

料金体系

  • 1カ月お試し無料プラン
  • ライトプラン:1,980円/月(管理者も含めて3名まで)(税抜き)、4名以降は1名につき300円が追加される。
  • ビジネスプラン:法人向けです。料金は個別対応ですので問合せください。

freeeの人事労務freeeのメリット・デメリット

続いて、人事労務freeeのメリット・デメリットについて見ていきます。

メリット⇒給与計算のミスが防止できる

① 給与計算の計算ミスが防止できる
社会保険料をいつから控除するのかのズレミス、介護保険料の引き忘れ、法改正による保険料率変更の反映モレ、など自動計算でミスが防止できます。

② 年度の各種手続きが自動化
住民税額の更新、労働保険料の料率変更、算定基礎届、年末調整などシステム内のデータから自動作成又は簡素化できます。

③ 新入社員の入社手続きの簡素化
新入社員は社会保険や雇用保険の加入は義務です。そのために必要な基礎年金番号、雇用保険番号、被扶養者情報が必要です。これを人事労務freeeのインターフェースで新入社員がこれらの情報を打ち込めば自動的に入社手続きができます。

④ 新入社員の雇用保険、社会保険の資格取得手続き、書類が自動でできます。マイナンバーの管理が高度に秘密管理される。新入社員は自らのアカントで登録できます。

⑤ 社労士と税理士で情報が共有できます。

デメリット⇒利用者のITスキルが必要

① パソコンやスマホから簡単に給与明細が確認できます。従って従業員がパソコンやスマホが使えるということが前提となっていますから、使えない人は、このシステムの使用ができません。紙に印刷できる給与明細ソフトが必要です。

② 給与計算、賞与計算、年末調整の計算、各書類の作成などは、相応のスキルが必要です。Freeeの人事労務freeeは、これらの計算、作成スキルは必要なく、自動で全て行ってくれます。非常に便利なツールですが、一方、給与計算、書類作成の個人のスキルの低下が心配されています。経営判断の1つに人件費の問題があります。基礎的な知識として給与の構成、仕組、計算方法などの知識が必要です。この知識が欠落していると、人件費の異常に気がつかなくなる可能性があります。

③ クラウド給与計算ソフトの開発はfreeeが先行しています。他の弥生やMFクラウドは静観状態?と思われます。Freeeの給与計算ソフトはまだ開発途上にあり、さらに進化したソフトが発表されるかもしれません。つまりfreeeの給与計算ソフトを採用する時期が今なのかどうか迷うところです。今までにない機能が盛りだくさんで魅力的なソフトですが、開発競争が激化して、さらに安く、使いやすいソフトが発表されるかもしれません。それは現時点では分りません。

Freeeの人事労務freeeの評判

まだ発表されてから間がありませんから、広範囲からの評判の情報が少ないです。

しかし、少し調べてみますと、概ね良好な評判となっています。

  • 給与計算やお金の管理が劇的に楽になった。
  • 自営業者で起業して、数年経ったら雑用も増えた、小難しい給与計算や勤怠管理はこのソフトがやってくれる。
  • 初心者でも十分使えるソフトで助かった。
  • 社会保険や雇用保険は変動がよくある、そのたびに間違いがり従業員に迷惑をかけたが、それがなくなり大助かりです。
  • ソフト上で月給の変更は可能ですが、一旦設定した月給を変更しても社会保険分の変更が自動でできません。改良の余地があります。

まとめ

人事労務freee 」というFreeeの給与計算ソフトは、画期的とも言える高度なシステムとなっており、しかも使い易く、価格もリーズナブルです。徐々に普及していくものと思われます。

こうしたシステムは人事、労務、経理の業務の簡素化、高度化にダイレクトに大きく影響します。

間違いは絶対にゆるされない業務分野ですから、このシステムは朗報です。昔は全て手作業で行っていた頃とは隔世の感がします。

この人事労務freeeは数人の個人、小規模企業から中企業までを対象としています。従業員数が多いほど料金が高くなりますから、リーズナブルと言えます。人事、給与、経理、労務の月々の手間を大幅に削減できるツールです。

その費用の削減効果は大きいです。小企業、中企業に関わらずおすすめのソフトです。

また、人事、経理、労務は企業の中では非生産部門で、いわゆるバックヤードと言われている部門です。企業が拡大し、従業員が増加したからと言って、比例して人員を増やしても良い部門ではありません。

経営者は常にこうした非生産部門の合理化を考えています。こうした場面では、今回発表されたfreeeの人事労務freeeは強力な援軍となるでしょう。そして会社創業時に最初からこのソフトでスタートすれば、主業務に専念できるメリットがあります。

しかし、クラウド会計のおかげで経理会計、簿記などの知識がなくても財務諸表などができる時代となっていますが、企業経営の観点からは、決算書の構成、分析、計算方法、記帳などの知識は必ず必要です。

同じように、いかにクラウド給与ソフトが進化しても、給与の計算方法は知っていないと、経営判断ができない場合があるかもしれません。給与計算スキルまで計算ソフトに一任するのは早計です。

会計ソフトfreeeはなぜ評判が高いのか?